子どもが人や社会と繋がれないときに起こっていること〜ビリーフリセット®︎ワークの感想〜


先日のビリーフリセット®︎ワークWS、都内の会場で、それも1DAY講座。
実に3年ぶりです。

そして、こんな日にちにも関わらず参加してくれたのは、初級講座を受講してくれた二人。

「とにかく、あかりさんに会いたい!」と思ってきました♪と言ってくれて、感激!!

お二人とも、最初のころや講座が終わった頃から、お母さん自身も、お子さんも随分変わっていて、「良かったね!」とお互いを喜びあいました。

 
WSではまず、それぞれの今の悩みからビリーフを出し、その後、Tさんのビリーフリセット®︎ワーク。


私ね、今回、このビリーフリセットワークをさせてもらって、本当に良かった!としみじみしてるのです。

なぜかというと、同じような苦しみを持っているお母さんも多いな、と感じているから。



もしかしたらあなたも

学びを重ねて、自分はとっても楽になった!
子どもも、あの頃から考えると、全然違う。

だけども・・子どもはまだ・・

心を開いてくれない

・学校へはいくけど、苦しそうだ。

・家では明るいけれど、社会に出られない

自分に自信がなさそうで、人との関係が作れない

という状況で困っていませんか?


だとしたら、もう、次にいきましょう。

次、とは、子どもとの関係をしっかりと作っていくことですよ!

でも実は、
これこそ大・問・題だったりします。


わが子、という一番大切な人であるからこそ、「関係を作ることが怖い」というものを私たちは、心の奥深くに持っていたりするから。

それは、私たちが幼いとき、一番大切なお母さんやお父さんと、関係を作ることができていなかったからなのです。

いえ、それは正確ではありません。

私たち子どもは、求めてやまなかった。
大切で、大好きな、お母さん、お父さんだからこそ、深いところでつながり合いたかった!!
それなのにそれが叶わなかった、んです。

そしてそれは、お母さんやお父さんだって、そうだったから。

だから繋がり方や愛がわからない。
愛情のつもりが、傷つけることになる。

どうしても、そうなってしまうのです。
これを連鎖、というのですね。

こうやってずっと連鎖してきた家族関係
孤独で、人と繋がりたいのに、繋がれなくなっている子ども

「誰もが一生懸命で、誰も悪くないのに苦しくなってしまう子育て」を
もう、私たちの代で終わりにしたい!!

そう、私は思うのです。

誰もが、本当は、お母さんとして、子どもとちゃんと関わりたいのです。

子どもが、心を開いて話をしてくれたら嬉しいですよね。

子どもとフラットにほんとうの話ができたら、通じ合えた喜びで満たされて、心が温かくなるんです。


そんな関係が作れるようになるためにも、あなたの内側にどんなことがあるのか、
どんな痛みを抱えてきたのか、そして本当はどんな願いを持っているか、わかってあげましょうね。


そして、「親と子ども」の関係を超えて、「一人の人間、対、一人の人間」として、関わっていくことができるようになる。

そのためにすることは、あなたが自分として、そのままの自分を生きられるようになることです。

それをやっていったのが、今回の「ビリーフリセット・ワーク」と言ってもいいでしょう。

今回受けてくれたTさんの感想です。
どんなことが起こっていたのか、一緒に考えていきましょう。

Tさん(新・高校1年生男子の母)
(皆さんのお役に立てれば♪と掲載の許可をいただいています)

①    最初の悩みや今までの状況

自分自身は講座やセッション等を受けることにより、どんどん楽になり変化している。
が、息子は相変わらず、自分が植え付けたビリーフに苦しんでいるように見える。

息子と心の話しがしたく関わりを求めると、露骨に嫌そうな表情となり、席を立ち、自室にこもってしまう。
拒否される。まだまだ許してもらえていない。

「お母さんが家にいない方が気楽でいい」「昼ご飯も夕飯もひとりで好きなものを買って食べる方がいい」と言われている。


②    ビリーフ

私が深いところで、つながり合おうとすると、拒否される」


③    ワークで分かったこと、気づきやわかったこと

私には力がない。まだまだダメだ。
だから、もっと学んで力をつけてからでないと息子と深く関わってはいけない。
ダメな自分のままでは、また傷つけてしまう。


足りない人と思い込んでいるので、常に講座等を複数かけもちして私は機能不全家族の重症例だから、もっともっと学びが必要な人だと思っていた。

でも、本当は、いつまでも、まだ足りない人、できない人でいることで、積極的に息子と関わることから逃げていたと気づいた

一番ゆるしていないのは、私だった。
「ごめんなさい」すら言う資格がない私。
私がわたしをゆるしていなかったことに気づいた。

責められていると感じると、からだが縮こまる、震える。
私が私を一番傷つけていた。
幸せになることを許していないのは私。
自分を罰している。

罪悪感はひとつもメリットがないことはさんざんやってきたつもりでいたが、このビリーフがあるということは、やっぱりまだあったんだ・・
 


「私なんか、いない方がよかったのに」という拒否感
小さい時から、「私なんか産まれてこなければよかった」と私の存在を否定するくらいの拒否を感じながら生きていた。

ということは、それほど親の愛を感じることができなかったこということ。

親との温かい愛情とつながりを持てなかったということ。

繋がる、繋がり合おうとするには、必ず、行動、声かけ、アクションが必要となるが、それをあきらめてきた。

子どもが繋がりを求めることを諦める、ということは、それだけもらえなかったということ。


あきらめた。

(心がつながり合っている)仲のいい両親をあきらめた。
無条件に愛されることをあきらめた。

愛は行動。
愛をあきらめるということは、行動もあきらめている。

愛することもあきらめるし、愛されることもあきらめる。

愛されない。やってもらえない。してもらえない。
すべてあきらめる。

でも本当は、子どもの私は、無条件の愛を欲していた。

そしてそれは、息子も同じだった。

小さい私が身につけたビリーフ
「繋がろうとすると拒否される」というビリーフをもつことで、あきらめることができたんだ。

でも、今ならわかる。
私のほんとうの願いはそこではない。
深いところで繋がり合いたいのだ。

もしかしたら失敗するかもしれないけれど、何度でもチャレンジすればいい。

だって、私の愛だから。愛は行動だから。
愛はなくならないから。

ただし、無理に彼の中に入ろうとするのでなく、あかりさんが私にしてくださったように、「ここ!」というタイミングを見逃さずに、その時に行動しようと思う。

あかりさんが私にしてくださったように包み込む感じで。
(実際は高校生男子、そんな風にはさせてもらえないだろうけど)

本当は、息子の話しを聴きたい。
そのためには、私が自分の問題・ビリーフをできるだけ解決しフラットにしておく必要があると、思った。

④ セッションが終わった今の変化としては

拒否されても拒否されなくてもどちらでもいい。
自分のほんとうの願いを叶えてあげるべく、行動をしよう!と思えるようになった。

私の内側にあるものを息子に伝えたいという欲求が強くなった。ただし、彼をよく観察し、彼のタイミングに私が合わせる。

息子のことを「心配」の眼でみていたが、案外、私の思い込みもあるかもしれない。直接聞いてみないと息子のほんとうの気持ちは分からないと気づいた。

夫との会話が楽しく感じられるようになった。夫がこうなる理由があったんだ。決して、私が否定されたわけでなくて、彼の心の傷があるんだと思えたせいだと思う。

⑤    望月あかりのカウンセリングについて

今まで、私にはビリーフリセットは向かないと思い込んでいました。
結果、あかりさんのビリーフリセットはとっても楽しかったです。

リセットした瞬間がなんと心地よく、身体は軽く、温かい世界の色に変わるんだろう。

私が答えに窮すると、タイミングを見て助け船を出してくださるので、できない、分からないを感じることなくセッションをすすめていただけました。

むしろ、言葉にならない感情を言語化してくださるのがどんぴしゃ過ぎてうれしかったです。
言語化してもらえると、居場所を見つけてホッとする感覚でした。

⑥ ビリーフリセットワークは、どんなセッション?

私の言葉でなく、あかりさんのことばですが、苦しい現実や、感情の発生源を探し当てて、そこにピンポイントでリセットをかけるので効果が早い。これにつきると思います。

カウンセラーさんが深いところを知っているかどうかでセッション自体の深さも変わってくる。

私はあかりさんのセッションでビリーフリセットが大好きになりました。

ありがとうございました。

Tさん、こちらこそありがとうございました。

お互いに、あの頃でなく、今だからできるセッションでしたね。