子供と楽しい話ができるようになったら、次にすること

4月1日から始まったビリーフリセットワークWSの最終日。

4月1日(リアル)、4日(ZOOM)、5日(リアル)11日(ZOOM)
どのセッションもどのセッションも、心が動かされ、感動しました。

そして、終わった後のみんなの笑顔がもう、サイコーなんです♪
ホッとしたような、自分を取り戻したような笑顔がね。

ビリーフリセットワークって、「自分が自分で、そのまんまでよかったんだ!!」が腑に落ちるセッション、と言えます。

私たちの苦しみって、どうして起こっているか?というと

心の奥底でずっと、「このまんまの私」はダメだって思っていて

だから、愛されなくて、認められなくて、価値がなくて、いちゃいけないんだ、って、思ってるから。
・・・いや、決定してるから、だから。

それが「そのまんまでいいんだ!」って心から思えたら、そりゃ、笑顔になるよね。

ビリーフリセット®︎に出会ったら
こうやって、子育てと人生って、変えていくんですよ♪

さて、今日は、4日の日のWSのビリーフリセットワークの感想から、今の子育てを考えていきましょう。



子育ての悩みや自分の生きづらさは、いつも教えてくれている

Tさんは、中学1年生の娘さんのお母さん。
今一番の悩みは、娘さんのこと。

小学2年の時から不登校の娘さんとは、一緒にお出かけするし、楽しい仲良し親子だけど、娘さんとご主人が、毎日、毎日、喧嘩をしていることが辛い。

そんな悩みから出てきたビリーフは・・・
「私が人と深く関わると、争いが起こる」でした。

4月1日のWSで扱ったビリーフと似てますよね。
「人と深く関われない」というビリーフ。

これを持っていると、大切な子どもとの関係が深まらず、表面的にはうまくいっているように見えても

子どもが、どこか希薄で生きる力が弱く、他人の評価を気にしすぎて生きるようになったり

とりあえず笑顔、まずは学歴、資格。
傍目から見ると明るく、大丈夫そうでも、どこかうわべで、心ここにあらず、自分ここにあらず、で生きるようになってしまうものです。


でもそれは、あなたが悪いんじゃない。
それどころか、あなたこそが苦しんで、傷んできたんだよね。

幼い小さくて無力なあなたが、お母さんを守ろうとし、家族を平和にしたかったからこそ、そうでないお家の中で痛み、悲しみ、苦しみ。

でも、それを感じたら辛すぎたから、ナイことにして、明るくて楽しいことで頑張って生きてきたんです。健気だと思いませんか?


でもそれは、あるものをないことにしているから、苦しいよ。

外側は明るく楽しいから、余計に、一人になった時に出てくる

「やってもやっても埋まらない、足りない感」
「どこか空っぽな無力感」

その深い孤独、これもとても苦しいでしょう。



でも、大丈夫なの。

いつもいつも、つらい現実や、子育てや生きづらさは、私たちがこれからを、本来の自分で生きられるようになるために、起こってくれているからね。


Tさんでいうと、「娘さんとご主人が、毎日、毎日、喧嘩をしていることがつらい」ってことが起こってくれてる、ってこと。


あなたが悪いんじゃない。
そうなってしまう理由があり
本来の自分で生きられるようになるために、教えてくれている。

親子ビリーフリセットでは、いつもその視点でみていきますよ。

今の子育てを振り返ってみましょう

はい、そういう視点でやさしく、今の子育てをもう一度、振り返ってみてほしいのです。

「お子さんとどのくらい、関わることができているでしょうか?」

本質的に子育てを変えていくには、ステップがあります

まずは、子供と話せるようになったり、
子供が話しかけてくれるようになる。

今日のご飯のことや、好きなことや、楽しいことを話せる関係を作っていくことが、最初に大切なことです。

それができるようになったら、次のステップ。

それは、お子さんに関わる、ということ。

お子さんが暗くて落ち込んでいる時に、どんなことをして、どんな声かけをしていますか?

「関わる」が、「過干渉」「過保護」「コントロール」になってはいけないんですけどね。

(でも、一生懸命の子育ては、そうなってしまいがちよねぇ。。。
私も、してないかって言われると、そう言い切れないです^^;)

 

でもでもやっぱり、お子さんが少しでもいい状態になるように、という気持ちで関わろうとしていると思うんです。

そんな時

明るい前向きなアドバイスして、暗い話やネガティブな雰囲気から逸らしていませんか?

「そんなことばかり考えてないで、気晴らしに楽しいことしたら?」とか言っていませんか??

そう、お子さんが本来の力を取り戻して、進んでいけるようになるために必要なのは、「お母さんの愛情」という土台。

「お母さんが僕(私)に関わってくれる」こと。それが子どもに、お母さんの愛情として伝わり、土台となり、力となっていく。

でもね、私たちって、関わることが怖いんです。深いところでね。

それは、人間関係の一番最初、お母さんとお父さんにちゃんと関わってもらっていないから。

関わってもらってない、とは、幼いあなたが本当に欲しかった関わり(=愛情)をもらってない、ということね。

そう言われると、どうやって、そこを修復して変えていくの?って思いますよね。


それが、ジャーーーン
「ビリーフリセット®︎ワーク」ですよー。


もう一度、幼い私がどんなことに痛み、悲しんでいたかをわかってあげて

その私が本当に望んでいたことは何かをしり、満たしてあげるのです。


そうするとね、お子さんが本当に望んでいたことがわかり、そこを満たしてあげることができるようになるのですね。


こうやって、たとえ私のように大変になってしまった子育てであっても、一歩一歩、変わっていけるのです。

それでは、Tさんの感想をお送りします。
(お役に立てれば嬉しい、と掲載の許可をいただいています)

ビリーフリセットワークの感想

1.最初の悩みや今までの状況

夫と中1の娘が毎日喧嘩している。
娘は小2〜完全ではないが不登校。

2.小さい時のおうちの様子 
お母さん、お父さんはどんな人でしたか? 

お母さんは明るくて元気。お父さんは優しくておとなしい。
よくケンカしていた。お母さんがお父さんを攻撃している感じ。

3.ワークで分かったこと、気づき

深く人と関わることが怖いことは、うすうす気づいていましたが、まずビリーフを出す段階で、まさか「争いが起こる」と思っていたとはびっくりしました。

そして途中、小さい自分にしてあげたいことを聞かれたとき、「ここから逃げて楽しいことしよ!」って思ったことが衝撃でした。

いつもそうやってネガティブなことが起きると、それに蓋をして逃げて、楽しいことで紛らわせてなんとか無理やりなかったことにしてメンタルを保っていたと気づきました。

そしてそれは「娘にも同じことをしているな〜」と思いました。

「気持ちをわかってあげたり、抱きしめてあげるよりも先に、楽しいことをさせてあげたい。」と思ってしまっていたことに気がつきました。

「楽しいことをして気を紛らわすのではなく、本当は、自分の気持ちをわかってほしかったんだな〜」と気づき、自分にも、娘にも申し訳ない気持ちになりました。

両親の喧嘩はうっすらとしか記憶にありませんでしたが、とっても怖くて、すごく嫌だったんだなあということがわかり

それを無理にとりつくろっていたから、今の私ができたんだなあと納得しました。

ワークの中では、小さい私が感じていた恐怖をしっかりと感じることができました。
そしてそのあとは、大人の私に守ってもらい、胸の辺りが温かくなって、ホッとする安心感を感じることもできたこともよかったです。

怖かったけれど、こうやってネガティブな感情を味わうんだなということが体感できたので、これからはちゃんと感情を否定せず認めて感じてあげられそうです。

このビリーフを持っていることで、夫と娘の争いが、毎日起こっていて、ビリーフが強まっていたんだなあと感じました。

4.終わった後、生活の中で、
変わったと感じることがありましたか?

ネガティブな感情が出てきても、前ほど怖くないです。

娘のネガティブな感情に気がつくことができるようになり、関わることができるようになりました。

体がとても軽くなりました。

5.望月あかりのカウンセリングについて

いつもの、心の深いところまで愛で包んでくれる聞き方で、怖いながらも、素直に自分を出すことができました。

6.ビリーフリセット®︎ワークってどんなセッション?

自分の深い部分の思い込みに気づき、質問に答えていくだけで手放すことのできるセッション。
 

Tさん、ありがとうございます。

今の悩みや現実が、明るくて笑顔で、行動力のあるTさんが、内側で独り抱えてきた辛さや苦しさを教えてくれていましたね。

こうやって、悩みを光に変えていけばいいのです


そして、娘さんに本当はどうしてあげたらよかったのか?

そこをやり方の知識ではなく、実感としてわかったことが、よかったなぁ、と思います。


子どもは何歳になっても、お母さんに自分の気持ちをわかってほしいのです。

それは、お母さんにお母さんに愛されていると感じることであり、自分がここに存在してもいいのだ、という生きる土台になります。

この土台さえあれば、子どもは、いつからでも力を取り戻し、前を向いて進んでいけるようになるのですよ。

そのひとつは、このネガティブな感情をも、ちゃんと受け取ってもらえること。


Tさんの中の「怖さ」「悲しみ」「苦しみ」を抑圧して、ナイことにしていたから、娘さんの「怖さ」「悲しみ」「苦しみ」に触れることができず、無意識に避けてしまう、ということが起こっていたのです。


そして、お子さんが既に大きくなっていても、ここから、子どもを受け止め、関係を作り直していくことはできますからね。

一緒にがんばりましょう♪

ビリーフリセット®︎ワークとは

ビリーフリセットワークで、今までどうしようもないと思っていたことが変わっていく

子育ても、自分の生きづらさも、早く、パワフルに変えていけるのは、そうなってしまう「根本原因」を扱うことができるから

心の奥に、まだ泣いている、怖がっている、傷ついている子供のあなたが、放置されっぱなしでいる、これが根本原因。(これをインナーチャイルド、といいますね)

あなたがお子さんのことをこんなに心配しているのに、関わることができないのも、

家族のために一生懸命なのに、夫と子供の喧嘩が起こってしまうのも、全部ここから。

ここを大切に扱ってあげましょうね。

そこから、あなたがラクに楽しく生きられるようになり

お子さんもラクに、自分の力を出して生きられるようになってくるのです。

はい、今日はここまで。
また一緒に考えましょう。

子どもと関われないということ、参考までに↓ ↓ ↓ 
子どもが人や社会と繋がれないときに起こっていること〜ビリーフリセットワークの感想〜