毎晩「なんで産んだんだ」と言われ続けていた5年前〜生きるを考える vol.2〜

今日は「生きる」ということを大切なこととして考えよう!
というシリーズvol.2

前回の記事はこちら↓ ↓ ↓ 
「何のために生きているのかわからない」その問いを大切にする vol.1
https://oyaco-happy.com/ikiruimi/ 





こんな人に読んでほしい今日の話

こんな子育て、こんな子どもにした私が悪い、と自分を責めてしまう

・こんなに頑張っても、つらい子育てになってしまう理由が知りたい

・いつ死んでも構わない、という生きることへの無気力さを持っている

・お子さんに「なんで生きなくてはいけないの」「なんで産んだんだ」 と聞かれて、困ったことがある


はい。今日も子育ての苦しさや私たちの生きづらさが教えてくれている大切なことを、一緒に考えていきましょう。

同じ悩みを抱えていた受講生はどのように変わってきたのか?
ビリーフリセットカウンセラーゆっこちゃんの道のり

「自分は何のために生きているのかわからない。」
そのHさんの話を受けて、自分のことを語ってくれたのが  


親子ビリーフリセット・カウンセラーのゆっこちゃん。 
 



「私はずっと、『いつ死んだっていいのに』っていうものをうっすらとした絶望として持っていて。

それがなんかいつもまとわりついてるのが、苦しくて苦しくてしょうがなかったんだけども、それを取る方法がわからなくて。 



でも生きていかなきゃいけない。 



子供もいるし、必死でやったけど、子供が私の力じゃもうどうにもならないんだって、その壁にぶち当たったときに、あかりさんとつながったんです。」 





という話から、今は 



「何のためにこの世に生まれて生きてきたのか?何をなしにきたのか?」が知りたくて、いろんなことに前向きに取り組んでいる話。 



初級講座の時、そんな絶望を抱えていたゆっこちゃんを救ったのはなんだったのか? 


という話をしてくれました。

子育てが一番つらかった時。当時、小学5年だった長男くん

2018年。
私がビリーフリセット認定カウンセラーになり、初級講座3ヶ月コースを始めたばかりの頃。

当時開催していた1DAY講座にゆっこちゃんは参加してくれて、そのまま初級講座4期を受講しました。

表面的には明るいけど、奥に暗さを持っているという印象でしたね。


当時、小学5年だった長男くん。
 
夜な夜な寝てるゆっこちゃんのところに言いに来てたのは

「なんで産んだんだ」

「どうしたら死ねるの?」


今まで一生懸命に育ててきたお子さんにそう言われる毎日。

もちろん、そういう状況ですから、毎日の生活や親子関係はめちゃくちゃ大変だったんです。
 
当時、どんなに苦しかったのかと思いますが、「今は、生きることを楽しんでいます♪」というゆっこちゃんの今を16期初級講座での自己紹介からお届けします。

①名前と呼んでほしい名前

生井由起子
BLC&親子ビリーフリセット認定カウンセラー


②子どもの学年や年齢

長男/高1:小5から不登校、現在通信制高校

長女/中2:小3から不登校→
       継続中 自己肯定感高い

次女(小5):小2から不登校→
 3年間の不登校から今年復帰

③望月あかりに出会う前の状態

2018年秋
子育てがしんどくて仕方がなかった。

行き渋る息子をなんとか学校に行かせようと頑張ったが、完全不登校。

息子をなんとかしたいと、それまでも様々な学びの場にも時間もお金もかけて通っていたが、「何の意味もないじゃん」と絶望し、続けられなくなる。

不登校の息子を受け入れられず、毎日息子を学校へ行かせようと格闘し、疲れ果て、「もう、学校は行かなくていいことにしよう」と決めるも、私の苦しさは一向に変わることはなく、

誰か助けて欲しいと初めて、自分でどうにかしようとすることに降参した時、あかりさんの「お母さんが悪いわけじゃない」というブログに出会う。

子育ての絶望からあかりさんに出会いましたが、不登校はきっかけに過ぎず、この学びに出会うまでの私は「いつ死んでもかまわない」「楽しいも喜びも分からない」そんなものを心に抱えて生きていたんだなと学びの中で分かっていきました。


④今の状況

「私がなんとかしなければ!」という子育てへのコントロールはだいぶ手放せたなと思っています。子ども達はそれぞれ弱い存在などではなく、自分の人生を自分で考え生きられる眩しい存在だなと。

5年前、「なんで産んだんだ」「どうしたら死ねるの?」と、私に問いかけた息子は、その後、社会や家族まで拒絶した生活を送りましたが、今では一緒に食事に行ったりしています。妹達とリビングでたわいない会話をしているのが聞こえてくるのが嬉しいです。

高校生になり、今年は0単位か?というところ、土壇場で奮起し、課題·補講·再試験に取り組みました。

あとは、夫ともっと仲良くなりたいかなぁ。15年以上仮面夫婦か離婚かという夫婦関係が2021年に大きく変わりました。

「いつ死んでもかまわない」という生きることへの無気力さは今はありません。

生きることを楽しんでいます。

今は「なんのために生まれてきたのか」「この《いのち》を何(のため)に使うか」を知りたくて、楽しくいろんなことに取り組んでいます。

私はビリーフリセットの学びに出会って、人生が本当に転換しました。

・子育てのしんどさ
・夫との仮面夫婦生活
・常につきまとう人間関係の悩み
・生きることへの無気力感・・
そうなってしまっていたのには理由がありました。


私の表面的に感じられる問題(子どもや夫や人間関係、トラブル)は、自分の内側にある傷みのタネの存在を教えてくれるサインでした。 



自分の傷や傷みを見るのは怖いけど、出会ってみるとそれはとても優しく温かいものでした。
自分の奥深くにある優しく温かいものとの出会いはまだ終わってなく、今も続いています。 



講座や仲間がいたからここまで来たなという思いがあります。 



そんな場をみなさんと作っていきたいなと思っています。 



初級講座のゆっこちゃん↓

はい、ゆっこちゃん、ありがとうございます♪

一生懸命の子育てがつらい子育てになってしまう本当の理由


先日、初級講座の中で「親子ビリーフリセットカウンセラーによる特別レクチャー」がありました。

ゆっこちゃんも、苦しかった子育てと生き方から変わってきたストーリーを60分で発表してくれたのです。


その発表の中で、学校も行けなくなり、昼夜逆転して、「なんで産んだんだ」 「どうしたら死ねるの?」 と毎夜毎夜お母さんに聞かなくてはいけなくなった長男くん。

そうなってしまうまでの、ゆっこちゃんのお母さんとしてのやり方と在り方をも伝えてくれました。

それは、今ならわかる・・・今なら。


なんであんなことをしちゃったんだろう

なんであんなことをさせちゃったんだろう

なんであんなことを言ったんだろう・・
って。


やはり振り返ってみると、そんなことの積み重ねなんです。

じゃぁ、そんな子育てをしてしまったゆっこちゃんが悪いのでしょうか?

そして、取り返しがつかないんでしょうか。


私は、はっきりとNOと言います。


質問お茶会の時にも話してくれたけど、一生懸命しかなかった子育てが苦しくなってくるということは、ゆっこちゃんこそが深いところで、傷んでいたのです。

ずっとずっと傷んだまま、頑張って頑張って生きてきたということなのです。

それは、自分が自分のままにいる、その存在のままでいていい、って 誰にも受け止めてもらってきていないんですよ。


いいえ、それは正確ではありません。
本当のほんとうは、お母さんにもお父さんにも愛があったし、愛されて見守られて大きくなったのです。

そして、世界にwelcome、よくきたね!と迎えられた存在なのです。

だけど、幼い子どもはお母さん(親、家族)の苦しみや悲しみを背負い、背負いきれない自分を否定する。

そんな自分はダメだ!、生きる価値なんてない!というほどにね。

これが自己否定ビリーフ。

この自己否定の自分を生きていると、それを感じ、受け取ることはできないから。

だからうっすらとした絶望、とあったように、どんなに楽しく生きようとしても苦しいの。


もう一度言います。

こんなに一生懸命なのに、苦しく大変な子育てになってしまう時
それは、お母さんが悪いんじゃない。


そして、それはちゃんと向き合えば
お母さんとお子さんの本来の関係を取り戻すだけでなく
お互いが信頼しあい、成長しあえる関係へと変わっていく。

この苦しかったことがあったからこその深い繋がりが生まれ
宝物のような体験へと変えていけるのよ。

子育ては、わが子、という一番に大切な存在だからこそ、自分の中に押し込めてきた痛みや悲しみを映し出してしまうものになってしまうから。

苦しくて大変な子育てになっている、ということは、 それだけ、お母さん自身が苦しくて大変だ、ということ。



そう、この話はここまで一生懸命お子さんのことを考えてきた、あなたのことでもありますよ。


ゆっこちゃんの持っていた「ずっと、『いつ死んだっていいのに』といううっすらとした絶望」

それは、そのまんまのゆっこちゃんを、受けとってもらえる人も場もなかった、ということ。

それが、息子くんへの在り方となり、またお母さんのゆっこちゃんへと返ってくる。

だからやはり、それはとても苦しかっただろうけど、息子さんからゆっこちゃんへの「問いかけ」なのですね。


「母ちゃん、なんで、俺は生きているんだよ」

「生きる、ってなんだよ」ってね。


それが、ゆっこちゃんの自分に対する問いになった時、ゆっこちゃんの心の学びの質が変わり、深まり、生きることがラクになり、息子さんだけでなくお子さんたちへの眼差し、関わり方が変わってきて、今があるのだと思います。


↓ゆっこちゃんの発表、最後のスライドが沁みます。
今、あの一番つらかった時の自分にかけてあげたい言葉。

↑ね、世界は今から変えていけるのです。



はい、長くなっちゃいました。
今日はここまでにしますね。

自分が自分になっていく。

それは、自分という存在をOKにしていくということでもあり
自分が自分になっていくという生き方でもあるかもしれません。


私は、私になっていく。

(私は、にしたのは、ここに意思がのるから)

私も、ゆっこちゃんもその途中だけど、その中で、同じようにつらい子育てになってしまって苦しいお母さんたちの隣にいて、一緒に考え、進んでいこうと思っています。


次回は、Hさん、そしてゆっこちゃんの話を聞いた受講生のみんなに起こってきたことをシェアしていきますね。

(内容の掲載については、みんなのお役に立てるなら!と快諾いただいています)

___________

本当は愛情をもって子育てをしたいと思っているのに。
子どもたちと楽しい時間を過ごしたいと思っているのに。
なぜか子育てがつらくなってしまうなら・・・

その本当の理由がわかるタイプ診断をしてみるといいですよ。

子育ては、いつからでも変えていくことができます。

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