ビリーフリセット®︎®カウンセリングのリセットワークの一つ。
「ビリーフリセット®︎®ワーク」
これは、今の悩みの元になっているビリーフ(思いこみ)を言葉にして出し、そのビリーフをリセットしていきます。
とても理論的なので
理解で納得しながら、悩みを根本から解決していきたい方
感じることが苦手な方にもお勧めです。
「私がすごい人でないと、人に相手にしてもらえない」のビリーフ
Sさんの今回のビリーフは
「わたしがすごい人でないと
人に相手にしてもらえない。」
このビリーフのお陰で、Sさんは
どんなに、成長できて
どんなに、認められてきたことでしょう。
でも一方で
「すごい人」ではない自分は
絶対に!絶対に!絶対に!
あってはいけないこととして
どれほど怯えて
どれほど怖れてきたでしょうか。
それはいつもいつも
・人の望む自分にならなくてはいけなくて
・いつも自分を作り肩の力もぬけず
・人には壁を作って、心を許せず
・人からの評価はあっても
自分は空っぽ
・人も自分も許せず
本当の自分の気持ちもわからない
身も心も、疲れ果てて
もう、いっぱいいっぱいだったと
思います。
よくお一人で抱えて
頑張ってこられました。
「わたしがすごい人でないと
人に相手にしてもらえない。」
その「人」とは
仕事の上司でも、同僚でも
ママ友でもありません。
Sさんのお父さんとお母さん。
それは
「すごい人でないと
相手にもしてもらえない私」
の世界を生きているってこと。
「そのままの私」では、ダメ。ってこと。
それはそのままの私の感情も、想いも
ナイことにしてきたってこと。
本当の自分を生きていないってこと。
どんなビリーフリセット®ワークだったのか
Sさんの了承を得て、感想をお送りします。
ビリーフリセット®カウンセリングを受ける前の気持ち
とても精神的に
不安定になっていました。
何もしないのに
ひとりでに涙があふれてくる。
親のことがとても憎くて仕方ない。
こうなったのはすべてお前たちのせいだ!
なんであたしを生んだんだって。
八つ当たりするために私を生んだのかって。
いまだに自分と向き合わず
私を理解しようとしない。
不登校になった娘に対しても
私にしてきたのと
同じことをしようとしている親に
憎しみを抱いていました。
このままでは第2の私ができてしまう。
だから親と距離を置きました。
私は正しいことをしていると。
娘を守るためだと。
でも同時に、年老いていく両親に距離を置く・・
こんなことをしていいのだろうかという罪悪感。それも、苦しい。
お子さんの状況
この1年、娘は不登校で、原因はいじめです。
無視、悪口、仲間外れと担任の先生の相性が合わなかったこと。
“ひといちばい敏感な子”HSCに
ぴったり当てはまります。
嫌なことを嫌といえない性分です。
こだわりが強く、繊細ですが、とてもやさしい。
正義感が強く争いが嫌いですが
人のためなら戦います。
私はずっと、彼女の繊細さを
理解してあげることができず
きっと今まで彼女を
傷つけてしまったように思います。
娘の不登校に対して
私も主人も娘を無理やり
学校に行かせるのだけはやめよう。
本人に任せよう。と一致しています。
でも、本人は誰よりも
学校に行きたい、友達が欲しい。
だから悩んでいます。
時々、死にたくなるといいます。
そんな彼女を見ていると
私のせいだ、私の責任だと
毎日自分を責めています。
どうにかしたくて
アダルトチルドレン本、子育て本
自己啓発本、アドラー本
それらに関連したブログなど
今まで、色々な本を読んできました。
最初の悩みはどんなことでしたか?
・娘が不登校になっているのは
自分のせいだと思っている
・いわゆる毒親である両親を許せない。
・自分は今までとても生きづらかった。
・自分が大嫌い。
・人の目(評価)が怖い。
・自分が何をしたいのか
何が好きなのかわからない。
・こういう自分になったのは
親のせいだと思っている。
カウンセリング後、変わったと感じることがありましたか?
カウンセリング当日は特に、
心がすーっと軽くなったような気がして
楽になりました。
素直に笑えるようになったし
「娘の話も聞いてあげなければ!」
という気構えがなくなった。
すべてを受け入れてあげられるような
気がしました。
そうすると、娘が明るくなったのです。
明らかに違いました。実感できました。
今まで、娘を承認していたつもりで
包み込むように接していたつもりでも
肩に力が入り、気持ちに力が入っていたことを
娘は感じ取っていたのだなと思いました。
完璧に回答してあげられなくても仕方ない。
それよりも、寄り添ってあげることのほうが
大事なんだなと、思いました。
望月あかりのカウンセリングについて
あかりさんは、包み込むような優しさで
とても安心して話ができました。
どんなことを話しても
否定されなかったのは初めてでした。
いつも人と接するときに壁を作りがちな私ですが、
今まで誰にも話したことのない話まで
することができました。
親に対する気持ちはまだしも
息子に対する気持ち
自分の人生に嫌気がさしている気持ち・・・。
これは絶対にタブーだと思っていました。
人に知られてはいけないと。
ビリーフリセット®ワークは
自分の思っていること、話したことを
文章で可視化できるのは
とてもいい方法だと思いました。
あっという間の3時間でした。
いま、ビリーフリセット®︎を受けるか迷っていらっしゃる方へメッセージをお願いできますか?
誰よりもプライドが高く、
人に厳しく、批判ばかりしている私。
その割に、だれよりも打たれ弱く、傷つきやすい私。
そんな私が、誰かに助けを求めるなんて
考えられませんでした。
本当に自分をさらけ出せるのかと・・・。
とても怖かった。
カウンセリングの前日は
眠れませんでした。
もし、私と同じようなところで
迷っていらっしゃる方がいたら、
そんな心配は無用です。
あかりさんはとてもあたたかく
優しく受け止めてくれます。
こんな私に対してもです。
話せば何かが変わります。
本やブログの知識で頭では
理解できていたつもりでしたが
違いました。
やはり体験(行動)は大切です。
あかりさんとの時間は、きっと、
何かをもたらせてくれることと思います。
お子さんの問題の本当の解決とは?
Sさんは、今、娘さんのことで
心を痛めていらっしゃいます。
不思議ですが、Sさんが
親との関係からできたつらい世界で
自分を生きられずに苦しんでいたことが
今の子育てのつらさや
なぜか上手くいかないことと
つながっているのです。
だから
その世界からでて
自分を生きられるように
なれば、なるほど
お子さんと家族が、愛でまわる
心地いい家族になっていくのです。
Sさんが
自分の中のハートとつながって
自分を生きていく。
そのことが
今、自分を生きることができない娘さんに
寄りそい、一緒に進んでいける
そんなお母さんになっていけるのです。
これからもずっと、Sさんと娘さんのことを応援しています。