今日も
ビリーフリセットワークの感想から、私たちの生きづらさの元にはどんなことがあり
どうやって生きづらさから卒業していくのか、人間らしい温かい繋がりを取り戻していくのか、を一緒に考えていきましょう。
高校生男子、中学生女子のお母さんKさん(仮名)
生きづらさを抱えていらしたKさんは、今まで、自分にも向きあってこられて、子どもさんとの関係も良好です。
でも今、ご主人との関係が悪いのです。
もう、無理だな、という状況で、親子ビリーフリセット初級講座も受講されました。
(皆さんのお役に立てるなら喜んで!と掲載の了承を得ています)
1.最初の悩みや今までの状況
・夫とうまくいかない。
・ちょっとしたことでイライラするしわかってくれないことに腹が立つ。
・夫と同じことが、親との関係にも起こっている
・家族に優しくできない自分に苛立っている
2.ワークで分かったこと気づき
ビリーフは
『私が我慢しないと家族がバラバラになる』
セッションの中で「母なんて大嫌い」と口から出たこと。
そんなことを考えることすらいけないことだと思ってた。
たぶん幼いときに叩かれたり折檻され、すごく辛い思いをしていたんだと思う。
そこまでして耐えてきた
幼い私のことが、不憫でどうしようもなく愛おしくなった。
「ここまで生き延びてくれてありがとう」という気持ちになった。
口に出してしまったことで、諦めというか、「やっぱりな」というちょっと清々しい気持ちになった。
大人になった今、その時の気持ちを持ち続けなくいいし、新しいホントの自分で生きてもいいのかもと思えた。
「我慢」(自覚がないものも含め)は私の中で染み付いてることで
今すぐ解き放つのは難しいかもしれないけど
意識して
あ、今我慢した?と自分に聞いていくことで
少しずつ手放していけるかもと思えた。
私が我慢しなければ
逆に家族は生き生き過ごせるだろうし
それぞれの力が発揮できるんだなと思えたことがこれからの救いになった。
3.生活の中で、変わったと感じることがありましたか?
もしかしたら夫にもわたしのように幼い時の何かがあるのかもしれない。
関係性をいますぐ変えるのは難しいかもしれないけど、彼なりに一生懸命生きてるんだなと理解しようと思えるようになった。
ふと幼い私のことを考えると涙が出てくることもありますが、それだけ過酷な状況だったのかもとか、今気がついてあげられてよかったと思える。
4.他の方のシェアを聞くことでの気づきなどありましたら教えてください。
「私(なんか)、もういいかな」と、こんなこと口から出るなんて私最低だなと思いましたが、そこに共感してくれる人がいるなんて思ってもみなかった。
心の深いところで
共感してもらえた気がして
すごく救われました。
人との繋がりって少し怖くてあまり自分から動いてこなかったけど、こんなにも安心感や安堵感、優しさを受け取ることができるんだ感じられたことが嬉しかった。
たとえ意見が違っても深く繋がっていれば、恐れることではなく、それは幸せなんだと思えました。
こんなプライベートすぎることを聞いてもらうなんてすごく恥ずかしいし情けないと思い躊躇してましたが、思い切って手を挙げてよかったです。
貴重な機会を本当にありがとうございました。
そして、私のセッションについて感想をいただきました。
望月あかりのセッションについて
ここまで自分のことを話したことがなかったので、あかりさんが真摯に向き合ってくれて、丁寧に聞き出してくれたことで、
わたしが生きてきた苦しみは、どこから来ているのかだんだんとわかってきました。
温かい言葉をたくさんかけていただいて、励ましてもらってすごく救われました。
Kさん、感想をありがとうございます。
この感想を読ませてもらって「本当に、本当に良かったね」と胸がいっぱいになってしまうんです。
Kさんが、ビリーフリセットに出会う前、今まで、どんなに生きづらさを抱えてこられたかと思うのです。
生きづらさゆえに、学んで、自分にも向き合ってこられて、ここまでこられたのですよね。
だからこそ、今回の自分の中で起こっていることは、頭では十分にわかっていることでした。
わかってはいるのに、そこにどうしても届かなかったよね。
私たちのほんとうの悲しみや痛みは、頭の領域ではなくて、身体の領域にあるのです。
そして、この悲しみや痛みを感じたら生きられないから、身体の中に封じ込め。
そうやって自分自身を守ってきたから。
自分一人ではそこに触れて解放することは、とても難しいことなのです。
そしてここまで学んで、実際に、現実も自分も変えてきた方は、「もう、こんなにもやってきた」と次に進もうとしない、ということがよくあります。
潜在意識さんは、変わりたくないので、こうやって守ろうとするんですね。
どんなに学んでも、ここまで変わってきたとしても、今の現実を見ていくことが大切ですよ。
今
ご主人との関係が辛い。
どうしてもイライラしてしまう。
受け入れられない。
我慢することで保っているけれど、もう、それも限界。
離婚まで考えてしまうくらい。
ってことは、今、この現実を作ってしまう根本原因があり
それは、傷ついたままでナイことにされている小さい私がまだいるよ
ってことでもあるのです。
Kさん、
私と一緒に、このビリーフを持っていることでのデメリットを出しましたね。
それと一緒に、Kさんの深いところのネガティブで、暗くて、いけない、
だめだ、と思っていたところも出していきました。
そして、小さい私の気持ちを、ちゃんと出してあげて
大人のKさんが、ちゃんと受け止めてあげましたね。
ビリーフはたった1行の短い文章ですが、ある意味、
今までのKさんの人生の痛みや悲しみが凝縮されていると言ってもいいでしょう。
そして、そうなるには、深くて健気な理由があるのです。
だから、独りでやらないの。
私(カウンセラー)と一緒に、一つ一つ紐解き、わかってあげて、癒してあげて、ビリーフから自由になることで、自分をとり戻していくのですよ。
Kさんは、親子ビリーフリセット初級講座を受講されていたこともあって、この後も、大きな変化があり、ご連絡いただきました。
「もう一緒にいられない、離婚しかないくらいに考えていたのに、
とっても穏やかに、気持ちよく過ごせるようになって驚いています。
これは、彼が問題ではなくて、自分の中の問題だと思えるようになった自分がいます。」
ビリーフを持っていると、人と繋がれなくなってしまうのですよね。
それが、即、家族関係に影響してくるのです。
私も、その実感があります。
まずは、「私、どんなビリーフ(思い込み・信念)を持っているのかな?」
そんなふうに、やさしく自分を見てあげることから、始めてみてくださいね。
「どうしてこうなるの?」がわかるとラクになる
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