クリスマスイブにもらった1通のメール

〜今、お子さんにどうしていいかわからないあなたへ〜

クリスマスですね。

今夜、お子さんとクリスマス会をするおうちもあるでしょうね。

私も、今年はシンプルですが、ずっと頑張って、家族の大切なイベントにしてきました。

これは、3年前のアメブロの記事ですが、今、あなたに必要なメッセージかもしれないと思い、お届けします。
私も、思わずウルッとして、今までの仕事の原点を想い出させてくれました。

昨日のイブの日。
毎朝、夫が淹れてくれる二人分のコーヒーをみていてピン!と閃いた。

冬休みになって、家にいる息子に

私「ねぇ、クリスマスだからさー、ケーキ買ってきて、二人でコーヒーしようか〜??」

息子 「うん♪」→うれしそう

私「ケーキ、何がいい??」

息子「なんでもいいから、大きいの!」

私「大きいケーキかぁ(笑)。じゃ、クリスマスだから、お母さん1つで、〇〇(息子)は2つ!!っていうのはどう??」

息子 「うんうん、それでいい♪♪」

むっちゃ喜ぶ、高3男子。

いつも長女が大変だった話、しかしていませんが
実は、息子もまた、私には心を閉じていたようです。

あきらめていた感じ。

つい半年くらい前に、長女に、そのことを教えてもらったのですが、ショックだったな〜。

息子は、3人目だし、かわいくて、かわいくて。
この子にだけは、愛情いっぱいで育ててきたつもりだったから。


でも、そう言われたらわかる。
話しをしていても、今までとは全然ちがうから。

心を開いてくれているのがわかる。
「お母さん(私)のことが好き!」ということが、みえるし、わかるし。
実際に、行動やセリフの端々に出るようになりました。


口は悪くても、悪態ついても

心配してくれてる

守ろうとしてる

助けてくれようとしてくれる。

2年前と比べたら、関係の深さ、愛情の濃さや質が全く違うんです。

2年前。

それまでのうちの家族。

・自分を否定して否定して
 生きづらさを抱えて

 ヒドイ体調
 訳がわからない身体の痛み。

 繊細で傷つきやすく
 でも自己主張が激しすぎる長女。

・それに振りまわされ
 傷つけ合うだけの姉妹ケンカ。

・長女に憎しみを感じているくらい
 拒否して、ヒドイ態度の息子。

長女と父親の冷たい関係。
 存在自体、許せないくらいの断絶。


そんな中
長女も孤独でかわいそうだった。

本当は、
家族への愛情が人一倍強い子なのに
自分でもどうしようもなく

私にも、誰も・・・
わかってもらえず。

その姿は痛々しかった。


でも、次女や息子は
いつもお母さんはお姉ちゃんばかり。
そのつらさもわかる。


今だから、そう見えるけど
その時は、ただただ苦しいだけだった。

家族全員それぞれが、孤独でバラバラだった。

そんな家族のクリスマスや
お正月、誕生日。

家族で過ごすイベントは
必ず、ちゃんとやってきた。

もちろん、楽しむ日でもあったけど

どうにか家族という形を作って
「家族」であることを
確かめる場づくりだった。


そこから、何か
「愛のようなもの」が生まれてこないか

少しでも、心と心が
近づいていかないだろうか・・

どちらかが、フッと許せたり
大切な人として見直したり、

本来の家族としての 
温かい関係になるキッカケにならないかな・・


そんな祈りのような気持ちをこめて
「家族イベント」を一生懸命してたんだな。って
今になって想う。

当時の私は
「どうやったら、楽しいかな? 」
「みんなが喜ぶかな?」って
考えながら、やってたつもり。


でも、心の中、本当は

泣きながらやっていたよね、って

今なら、わかる。


どうしてこんな関係になってしまったのか
わからなくて

このまま、どうなってしまうんだろうって
不安で。


でも、この「お母さん」という私から
逃げることもできなくて。

だから、やるしかなくて。


それは、ずっと、ずっと
長女の中学不登校が始まったくらいから
10年以上。

いつもいつも
頭の中、そのことでいっぱいで

いつもいつも
調べて、勉強して
どうにかならないか、って、
頑張ってきた。


私も
これを読んでいるあなたも
こうやって頑張ってきたよね。


クリスマスイブに、いただいた1通のメール。
初級講座の受講生さんです。

読んでみてください。
(了承をいただいています)

どうしてもどうしようもなくて
つぶやかせてください。

「息子がPC欲しい」ってはじまって 
結局会話は成り立たず
お互いイライラ

うんざり
ホントにうんざり

うちの子供は繊細?
めんどくせぇー
もうヤダ

投げ出したい


今日はクリスマスだけど
心折れた

もう何もしたくない


終業式で不登校の子供のために
学校行く日だけど
なんで行かなきゃいけないの?

こんなに辛いのに


どうせ斜線の通知表
もらっても意味ない

あー
あー
あー
消えてなくなりたい


とりあえず
逃げ出したい

それでも逃げ出さないんだろうけど


悲しいのか?
怒りなのか?

なんだか分からない感情
どうしようもない感情

子育てって何でこんなに辛いんだろう
何のためにこんな思いしてるんだろう

いつか大きな花が開くのかな
開かなきゃ、つらすぎる

つらいのは子供か

私もつらいもん

今、私がつらい


でもどうにも出来ない
つらいを感じればいいのかな

つらいけど

エネルギーはスッスカじゃない

前の私とは違うのは分かる


明日、自分のために
何かおいしいもの食べよう

少し落ち着いてきた

寝れる気がしてきた。


うんうん、そうだねそうだね。

わかるよー。

たぶん
あなたもこれを読んで
気持ちがわかるんじゃないかな。


読ませてもらって
私の中からでてきた言葉を
あなたにも送ります。

今、ここに。

この大変なおうちに。
ただ、いてくれるだけで

それだけで、いいんだよ。

いつもいつも
ありがとうね。


いつもいつも

いつもいつも

家族のこと

子供のこと。


頭いっぱい

心いっぱいに。


いつもいつも考えてくれて

ありがとうね。

彼女のことを思って
メールを返信しながら

あぁ・・これは、
あの時の私に言ってあげたかったんだ。

って、思ったの。


それは
誰かに「ありがとう」って
言ってほしかったということではなくて。


長女を授かってから、ずっと
一生懸命にやっているだけなのに
こんな家族で。


やっぱり、こんな私がお母さんだから
ダメなんだ。


でも、やるしかなくて。

でも、未来は見えなくて。


わからなくても

変わらなくても

ヒドくなっても

健気にやっていた。


あの時の私に
言ってあげたいだけ。


誰かに、そのつらさ、わかるよ、って
わかってほしかったよね。


どうしてこんなことになってしまうのか

「大丈夫だよ」
それは、〇〇で、△△だからだよ。

って、教えてほしかったよね。


でもでも、そんな中
この大変さを一人で全部抱えて

頑張ってくれて、ありがとう。

・・・って、誰かに
側にいてほしかったよね。



そんな想いがあったからこそ
今、あなたに言える。


いいんだよ。
ここに、いてくれるだけで。

ここで、頑張ってくれている
あなたが、いるだけで
、と。


これを読んでくれているあなたも
今まで

ただただ一生懸命
子育てをしてきました。


その中で、間違いも
しちゃいけないようなことも
してきちゃったかもね。


頭では、わかっていても
できなくて
自分を責めることしかできなかったかもね。


子育てより
自分のことが大変だったかもしれないね。


でもね
こうやって
私のブログを読んだり

子供のことを通して
自分のことに向きあったり。


本当に、本当に

どうにかしてあげたくて
頑張ってる。


もう、充分だよ。

ううん・・

ココにいてくれるだけで
ありがとう。

この日から更に3年経った今。

今まで、私の家族の再生と成長。
親子ビリーフリセットで、みんなと「子育て」「自分自身」「家族」をテーマに深く向き合ってきた中で、言えることは

どんなにつらい子育てでも、今から、変えていくことができる!ってこと。

それは、ただただ小さい時から抱えてきた心の痛みによる、あなたの生きづらさを教えてくれている出来事だから。

今のどうしていいかわからない子育てから「もう一度繋がり直し、子どもとほんとうのことが話し合えるような関係になって、成長を喜びあい、楽しいことを笑いあう」そんな家族になっていくことができるのです。


私たちお母さんが、子どもにできることは、本気で幸せになること!です。
子どももまた無意識の深いところで願っていることだから、あなたがその生きづらさから自由になればなるほど、子育ては変わっていきますから。

もう、本気で幸せを生きていきましょうね!
子供たちと一緒に♪