5月から始まった
マザーズビリーフリセット
ベーシック講座4期。
5ヶ月の旅は
もう、終わりが見えてきましたよ。
7月の5講は「感情」について
色々なワークをしながら
自分自身のことをわかってあげることで
子どもとの関係が深まっていくことを感じました。
感情って、わかりづらいんです。
もしかしたらあなたも
子どもといる時
イライラするし
怒ってばかり。
それを感情
と、思っていませんか?
逆に
思いっきり笑ったり
嬉しくて楽しくてワクワクする♪
そんな感情を
味わっていますか??
そして
子どもたちと気持ちのやり取りができる
関係を作れていますか?
私の子育ては
子どもたちと気持ちの
やり取りができていなくて
自信がない子どもに育ってしまいましたが
今思えばそれ以前に
「子どもの気持ち」というものが
わからなかったんですよね。
そうなってしまうのは
自分の「感情」を
ナイことにしてきたからなのです。
今日は、講座のほんの一部ですが
お母さんに「感情」が戻ると
子育てが変わっていくというお話をしますね。

感情について一緒に学んでみましょう
まず
感情って、どんなイメージですか?
怒る、怒鳴る
ヒステリック、わめき散らす
泣く、グズグズ・・
こんなイメージだと
怖い、飲み込まれそう
厄介、迷惑
めんどくさい、子供っぽい
必要ない、見たくない
となり・・・
感情は出してはいけないもの、
になっていませんか?
現代を生きる私たちって
「感情って出してはいけなくて
コントロールすることが大人だ」と
いつの間にか身についていると思うのです。
あなたも今まで
感情を出さないようにして
コントロールすることを
頑張ってきたのではないでしょうか?
実は、それが大変なことを
引き起こしているのですね。
感情を出さないようにしていると、
自分の気持ちや感情がわからなくなり、
やがて、自分がわからなくなってくるのです。
すると、子育てでは
どんな影響が出るかというと
子どもの気持ちが
わからなくなるのです。
子どもの気持ちがわからないと
子どもはいつもお母さんに
気持ちを受け取ってもらえず
「僕は愛してもらえない子」と感じてしまい
「そんな自分はダメだ」と
自分のことを
否定するようになるのですね。
だから
自分に自信がなくなり
喋らなくなり
心を閉じてしまったり。
何をしても
気持ちを受け取ってもらえないから
寂しくて、満たされなくて
心配させるようなことをしたり
困らせるようなことを
するようになったりします。

うちの子供達は
やたらと病気になったり
トラブルがやたらと起こり
振り回されっぱなしでしたね。
(子どももわざとではなく
無意識であることが多いです)
他にも
「今日のご飯は何?」
「何が食べたい?」
なんて話はできるし
学校は行っているけれど
表面的な関係になってしまい
本当に困っていることは言ってくれなくて
ある時、切れたように
崩れていく・・・
そんなお子さんたちを
たくさん知っています。
要は、
子どもたちが本当に受け取ってほしいものを
受け取ってあげてない
ということなのですね。
でもね
それはあなたが悪いわけではありません。
私たちこそが、幼い時から
お母さんやお父さんに
本当の気持ちを
聞いてもらっていないのですから。
できなくって当然!
(そんな中で頑張ってきました、私たち)
じゃ、どうすればいいの?
はい
あなたが、あなたの「感情さん」に
向き合ってあげたらいいのです。
まず、あなたがラクなり
お子さんとの関係が変わってきますよ。

次は、実際にやっていきましょう。
まずは、
感情をナイことにしようとしている
自分に気がついてあげます。
例えば
あなたは、Aさんの言動に
イラッとしたとします。
その時
「いや、そんなことない」と
一瞬のうちに思い込み、
ムッとしても、
ムッとしたことに
気づかれてはいけないので、
笑顔でごまかし
それをナイことにしてしまう。
そんなことが
当たり前になっていませんか?
他にも、
毎日の生活ではいろんなことがあって
暗く落ち込むこともありますよね。
そんな時にも
落ち込まないように、
ネガティブにならないように、
前向きで!!
と、言い聞かせて
頑張っていませんか?
(↑やってました)
そ・れ・!!
こうやって
あなたの大切な感情や気持ちを
ナイことにしてますよね。
これを抑圧してる、
と言います。
ほんとうの感情を
「ありませーーん!!」と
押し潰しているのですよね。
まずは、
毎日の生活の中で、フツーに
感情を抑圧していることに
気づいてあげてください。
イラッも、ムッとした気持ちにも
気づいてあげてね。
「今、イラっとしたよね」って。
いつも
落ち込まないようにしていることも、
ネガティブにならないように
頑張っていることも、
ちゃんとわかってあげてね。

そして、次に。
「その感情を感じてもいいんだよ。」
「落ち込んでもいいんだよ。」
「ネガティブになっていいんだよ。」
「頑張らなくってもいいんだよ。」と、
あなたがあなたに
言ってあげて欲しいのです。
どんな感情や気持ちも
OKにします。
それは、どんな私でも、です。
どんなに落ち込んで、
どんなに暗くて、
どんなに冷たくて
嫌な気持ちを持っていて
酷いことを思ってしまう。
どんな私でもOKに
してあげてくださいね。

子育てがどう変わる?
講座の中では
実際に黒い物を使いながら
会話ワークをしましたが
私たちには
「ホワイトな楽しくて嬉しい感情」も
「黒い気持ちや感情」も
両方あるんですよね。
これも、あれも
全部OK!あっていいよ
黒い気持ちや感情だって
「あるね・・!」
「あっていいよ。」
と、自分を赦してあげること。
あなたが
そうできるようになったらね
不思議ですが
お子さんがラクになっていくのです。
これが母子関係の心の仕組み。
子育ての変化としては
自分のことがOKになれば
なった分だけ、
子どものことがわかるようになります。
お子さんの暗そうで
つらそうなことも
自然と「大丈夫だな」って
見守ることができるようになり
お子さんが自分の本当の気持ちを
お母さんに話しても大丈夫、って
思えるようになるから
ネガティブな気持ちも
話してくれるようになり
それも、聞いてあげられるようになるのです。
それができるようになったら
子どもは、自然と変わっていくのです。
そして、家族だけでなく
友達や先生
学校生活や社会と関わっていく
その力が湧いてくるのです。
はい、今日はここまで。
感情と子育てについて
お話しました。
今、できることを一つずつ
ぜひ、やってみてくださいね。
いつもあなたのことを応援しています。