「お母さんが変わると、家族が花開く」~不登校から親子で歩き出す物語~


今日は、3人の子どもが不登校になり、本当に大変だった子育て&家族再生ストーリーをもつ、
マザーズビリーフリセットカウンセラー・ゆっこちゃんを紹介しながら、大切なことを考えていきたいと思います。

まずは、ゆっこちゃんの投稿をどうぞ。

子どもとやり直すには私自身の生き直しが必要だった

今、高2の息子が小5の時、不登校になった。
行き渋りではなく、完全不登校。

不登校になる前には行き渋りの期間もあった。

頻繁に学校を休みたがる。

学校を休んで、それでも友達会いたさに放課後の校庭に行ってみたり、児童館に行ってみたりすることもあったようだ。

「学校休んだ子は遊んじゃいけないんだよ」

そう言われて、泣いて帰ってくることもあった。


その頃、私は子ども以外にも頭を悩ませていることがあって、

息子の行き渋りや不登校は、指示・命令・アドバイス・励まし・ご褒美作戦などで何とかしようとしていた

私の作戦は不発に終わり、息子は完全不登校になった


「このままじゃダメになる」という不安

行き渋りでも悩んでいたし、完全不登校になる未来を予測し、闇のような不安を感じていた。

その闇が現実になった時、私はパニックになったんだと思う。

いや、行き渋っていた頃からパニックだったんだろうなあ。

「このままじゃダメになる」という不安

完全不登校になって、ようやく私は息子を直視し始めたような気がする。

それまでも私なりの子育てを一生懸命してきたつもりだったが、
どこかで「逃げたい」という気持ちがあった気がする。

命と向き合うのが怖かったんじゃないかな。

私は、自分の命からも逃げながら生きていた

不登校から始まった「破綻」の日々

完全不登校になってから、
傾斜30度の坂道を猛スピードで転がり落ちるように
彼の生活は破綻していった。

  • 昼夜逆転生活
  • 起きている時間のほとんどゲームかYouTube
  • 家から一歩も出なくなった
  • 部屋に引きこもるようになった
  • 家族と話さなくなった
  • 風呂に入らなくなった
  • 歯を磨かなくなった
  • 着替えなくなった
  • 下着以外の服を着なくなった
  • スナック菓子を毎日要求するようになった
  • マックを何度も何度も買いに行かされた
  • 家族のご飯は私以外のものは口にできなくなった
  • 髪を切らない
  • 病院に行かない
  • 激しいチック症状が出るようになった
  • 暴言を吐きながらのゲーム
  • 何で産んだ?どうやったら死ねる?と聞いてくる
  • 夜中にお腹が空けば、何時だろうと私を起こした

深夜1時や2時に、何度フライパンを振っただろう。

他にもあったかな。
書きながら、よくあの期間を過ごしてきたな、と思う。


息子は「命の課題」を私にくれた

息子は、私に「命の課題」をくれたんだ。

そこまでしてくれなきゃ、私は向き合えなかったのだと思う。
(書きながら急に感情が込み上げて号泣)

私が私の課題に向き合うように、
息子がヒール役(悪役 を買って出てくれたんだと思う。

今でこそ心から感謝しているが、
当時の私は全くそんな風には全く思えなくて
とにかくこの苦しさから逃れたい、どうにかしたいと
それだけだった。


そんな時、心理学に出会い、学び始めた。

学べば学ぶほど、子どもを「どうにかする」ことじゃないということが骨身に沁みた


子どもとの関係を再構築するには、
私が私を育て直すことだった。
私が生き直すことだった

親が子どもを育てるのではなく、
子どもという存在が私を育ててくれている。


そのことに気づいた時が、子どもとの関係が変わるスタートだったと思う。


「お母さんが変わると、子どもが変わる」

ゆっこちゃん、ありがとう!
心に沁みますねえ・・・。

ゆっこちゃんとは、マザーズビリーフリセット初期から6年間、

①どうにもならない、訳わかんない大変な子育てを通して自分自身に深く向き合っていく

②そのことで子育てが根底から変わっていく

という繰り返しを一緒に積み重ねてきて、ここまできたな、と思います。



私もね、高校不登校、ずっと寝てる、やる気がない、弱っちい、

何をしてもどうにもならないダメな子だと感じる息子こそが

自分を生きないことで私を守り、側にいてくれたのだと気づいたとき、
号泣したことがあるんです。



愛情いっぱい、一生懸命なお母さんで、
ホームサロンを開き、元気で前向きに頑張るのが私と思ってた。

でも実は、無意識の深い領域に、
底知れぬ寂しさと「こんな自分なんて愛されない」(コアビリーフ)という諦めと悲しみを抱えていた私に

息子はずっと「可愛い息子」として側にいてくれたんだ、
という気づきでした。


お母さんが変わると、家族が花開く

「どんなに大変な子育ても、お母さんが変わっていけば、子どもは本来の力を取り戻して歩み出す」

これは、私が確信を持って言えること。


それは、お母さんが悪かったから変わらなくてはいけない、のではなくて

お母さんこそが、幼い頃から傷ついていて、
その痛みを抱えたままお母さんになったから、
愛のつもりが愛として届かなかっただけ。


だから、まずはお母さんが痛みを癒し、
本来の自分を取り戻して
自由に生きられるように変わっていったら・・・


お母さんが本質的に幸せになったら・・・


子育てが変わり、
お子さんはもう一度自分の力を取り戻して
自分の足で歩いていけるようになるんですよ。



マザーズビリーフリセットでやっていくのは、

お母さん自身の在り方(BE)をベースにした
信頼&関係づくり(DO)


それができるようになるためには、
まずは、あなたが真から幸せになっていくことなんです



実はうちの息子も、一年一年変わってきていたのですが、
この一年でまた大きく変わりました。

繊細で、本質を生きる令和の子どもたちは、
大きな生きづらさを抱えやすく、
どうしても時間がかかってしまうことがあります。



ゆっこちゃんのコツコツの6年間。
おうちでは一歩一歩変化がありながら、
今一気に花開いてきていることが本当に嬉しい。


・息子くんは、通信高校も自主的に!学びたい大学ができてオープンキャンパスへ!

・長女ちゃんは、いきなり海外留学生!

・次女ちゃんは、小2から5年生まで不登校。今年は小学校卒業。


まさに、「お母さんが変わると、家族の花が開く」


だから、どうか諦めないでくださいね。


マザーズビリーフリセット
代表 望月あかり