認定カウンセラー詳細 おおいわ りえ

はじめての子育て、ワンオペ、回りに子育てを相談できる人がいない状況で、

子供の癇癪がひどく、なにひとつ思い通りにいかない毎日に疲れ果てていました。

子供もちゃんと育てられないこんな私が子供なんか産んではいけなかったのではないか、

これから子供をちゃんと育てていけるのだろうか？

大きな将来への不安に押しつぶされそうになりながら、自分を責め続ける毎日でした。

もっと子育てのことを勉強して、いいお母さんにならなければいけないと育児書を読みあさり、知識をたくさんつけていく。

正しい子育て本は、どれも素晴らしいのだけど、知識をつければつけるほど、

いいお母さんの仮面を被っているような自分がいました。

世間にとってのいいお母さん、いい妻、いい嫁、いい娘、いい人間になることこそ、いい生き方だと思ってきたけれど、心の中が苦しい。そして、その苦しさをどう人に伝えて良いのかもわからず、誰にも言えないまま、孤独の中を生きている感じでした。

自分の中の思い込みを手放せば手放すほど、不思議と子育てへの不安がなくなり、

子供のことは大丈夫と思えるようになっていきました。

そして、この講座の中で、自分や仲間のセッションを通して、

『お母さんの幸せ』を一番に願っている子供達の純粋で大きな愛を何度も何度も見てきました。

それまでは、気づくことすらできなかった大きな愛を私は子供達からもらっていると思えたら、子供達の存在に感謝し、子供達に掛ける言葉、行動が変わっていきました。

子育て本に書いてあったからやるというような、表面的な小手先の子育てではなく、

自分がこうしてあげたい、こういう言葉を掛けてあげたい、自分の中から湧いてくる心と言葉で、まっすぐと、子供達と関われるようになったことが一番大きな変化だと思っています。

そして、子供達の願いが、『お母さんの幸せ』だとしたら、私は幸せになるしかないと思えました。

どうやったら、自分が自分として幸せに生きられるのか？そんなことをこんなに真剣に考えられるようになったのは、子供達からのギフトだと思っています。

辛かった子育ては、私にこの生き方を教えてくれるためのものだった。

まだまだ、何があるかわかりませんが、きっとこれからも子供達は大きな愛で、私に何かを教えてくれるのだろうなーと思っています。

でも、なにがあっても大丈夫。どんな子供でも大丈夫。

こんな風に、どっしりと構えていられるのは、ここで出会えた仲間の存在も大きいです。

子育ては一人でできるものではありません。

なにがあっても大丈夫。どんな自分でも大丈夫。それを受け入れてくれる仲間がいて、みんなで進んでいけるベースがあることに本当に感謝しています。