“こんなお母さんでごめんね”から卒業したら、子どもが変わるわけ

親子ビリーフリセット代表
望月あかりです。

いかがお過ごしですか?

9月学校が始まって、学校も生活も通常運転に戻ってきたころでしょうか。

休み明けも祈るような気持ちですが、ちょっと落ち着いた頃もまた、言動が気になったりしますよね。「学校へ行かない」と決めてもまた、これからのことが気になったり。

結局、どうなっても、子どものことは、何かしらあるものです。

そんな毎日を頑張っているあなたのことをちゃんと労ってあげてくださいね♪

さて私の方は、9月6日(東京)、7日(ZOOM)と、親子ビリーフリセット・ベーシック講座の最終講でした。

最後に「この5ヶ月で変わったこと」という発表をしてもらったのです。

初めてのベーシック講座受講生、再受講生、アドバイザーとして参加してくれたみんな。
一人一人の発表は、誰も比べることのできない、唯一無二のものでした。

このベーシック講座5ヶ月で起こったみんなの気づきや変化をお伝えしたい!!と思っていますので、少々お待ちくださいね。

今日は「こんなお母さんでごめんね。」ということを、一緒に考えていきたいと思います。

お子さんに何か困ったことが起こっていたり、「いいお母さん」でいられない時

「こんなお母さんで、ごめんね」と、自分のことを責めたりしていませんか?

私は、そうでした。
だからこそ、子どもを私がどうにかしなくては!!と一生懸命でした。

でもそれをどんなに続けても子どもが本来の自分を取り戻していくことはできません。

今日はこのことを、一緒に考えていきたいと思います。

〜「こんなお母さんでごめんね」から卒業しよう!〜

私たちの胸が痛むのは
「学校に行けない」と言った子どもを
ムリヤリ学校へ行かせたあの朝のこと。

 

優しくしても、わかろうとしても
ゲームばかり、やる気ない、
動かない子どもを
なじって、怒鳴りつけたあの夜のこと。

 

「お母さん、大好き♪」と、
抱きつかれても
本当は苦痛、イヤなの。
わが子なのに好きになれない
そんな自分のこと。

 

イライラして
怒りの感情が爆発して
どうしようもない。

 

子どもの気持ちがわからなくて
どうしていいかわからない。

 

そんな毎日に
「ゴメンね、こんなお母さんで。」
って自分のこと、責めるよね。

それは、罪悪感でいっぱいだ。

 

でも、それは
本来のあなたの姿じゃないんだよ。

そんな現実を本気で変えようと
自分のことに向き合いはじめて

自分のことがわかるようになった時に
自然と起こってくるのは

 

「あの時は、ごめんね」と
謝りたくなるってこと。

 

今までも聞いたきた
「子どもに謝りたくなって
『ごめんね』って、謝れたんです!」
受講生の驚いたような
ホッとしたような報告。

 

あなたの中から湧いてくる
今までと違う「ゴメンね」

 

ただの罪悪感、だったら

子どもを苦しめて
子どもの力を奪ってしまうけど

これは全然、違うんだよ。

 

子どもの心が開く
『ごめんね』は

その時の子どもの気持ちや痛みが
やっとわかった
『ごめんね』

 

その『ごめんね』は

小さい時からずっと
わかってもらえなくて
信じてもらえなくて
受け入れてもらえなくて

傷ついて、
痛んだまま閉じてしまった
あなた自身を

受けとめてもらって
わかってもらえた時に
あなたの中から湧いてくる。

 

それは、「愛」というもの。

 

あなたが、小さい頃からずっと持っていたもの。

それがもう一度、あなたの中に灯った時
自然と身体の奥から出てくるのが
この『ごめんね』

 

これが
子どもに通じるのです。

 

ここからグンと、
子どもが変化してきて
子どもとの関係が変わってくる。

 

言葉を並べただけでは
子育ては変わらない。

ほんとうのことしか
子どもには届かないから。

 

いつもいつも子育ての苦しさは
あなたが本来のあなたではないことを
教えてくれているだけ、だから。

 

戻っていこう。

本来のあなたへ。

 

あなたがあなたを
生きられるようになればなるほど

子どもたちも、軽やかに
自分を生きることができるようになるのです。

はい、Facebookに投稿したものですが、読んでくださって、ありがとうございます。

ちょっと補足しますね。

謝る、にも色々あります。

例えば、子どもの顔色を伺って、機嫌を取るための「ごめんなさい」
それは、やるべきではないです。

(やってはいけない、のではなくて、そうなってしまう理由(痛みや恐れ)が、あなたの中にあると思うので、それをみてあげることが大切ですよ)

 

よくあるのは、すぐ「ごめんねー」と言って、誤魔化しちゃうこと。
これも、多様は禁物。

ごめんね、が軽くなるから、信用されなくなります。

 

重要なのは、この2つ

「こんなお母さんでごめんね」

これは、言っても言わなくても、子どもに「お母さんにこんなことを思わせている私は悪い」と、いう罪悪感をまた植え付けることになります。

これ、実は、重いものを子どもに渡しているんです。
↑私もそうでした。

一方、あなたの中から湧き上がってくる
「あの時は、ごめんね」

これは、子どもには「お母さんが、やっと私(僕)のことをわかってくれた♪」となり、ちゃんと謝れるお母さんに対して信頼が生まれる、のです。

ここ大切なことなので、念を押しておきますが

「謝ればいい」んじゃないですよ×
「心を込めて、謝ればいい」のでも、ないんです△

 

それは

今まであなた(子ども)のことが、わかっているつもりで全く、わかっていなかった
と、いうことがわかった。

涙と共に、今まであなたの中にあった壁のようなものが、氷解していくような「ごめんね」です。

 

「その「ごめんね」が、自分の中から湧いてくるにはどうしたらいいの?」

それはね
あなたの心の奥に埋めてしまった自分のほんとうの気持ちや感情に、出会っていくことが必要です。

 

逆に、
絶対子どもに謝らないといけないわけでもありません。

大事なことは、
「子どもと深い繋がりを感じることができて、ほんとうのところの話ができていること」です。

 

はい、今日はここまで。

また一緒に大切なことを考えましょう。